専門店の方から聞いた抹茶のベストな保管場所
毎日抹茶をいただいておりますが、抹茶のことを中途半端な知識でしかなかったんだなと気づかされた。
愛知県は昔から抹茶の消費が高いので、名古屋市内にも徒歩範囲でお茶の専門店が何軒もあるところがある。
これはすごいことだと思う。
名古屋市内の職場付近にも数軒あったのだけれども、店内が薄暗いので営業されているのかどうか分かりかね、寄る機会がなかった。
で今回、西尾で贈り物用の抹茶を買い損ねたので足を運んだ。西尾の抹茶をいただこうと思って。。。
「うちは宇治しか取り扱っておりません」
抹茶は宇治がやっぱり美味しいからと、いたってシンプルな理由。
お店によると、抹茶シェア全国1位を誇る西尾の抹茶は、世界に輸入されているようだ。今世界で抹茶のお店が増えているのも納得できる。すごい。西尾の戦略だ。
宇治のみを取り扱うそのお店は大量に挽くことはせず、少量の抹茶を小さい缶に入れてさらに真空パックで保管していた。
見せてもらうと、とても鮮やかな新緑色で、強い葉の匂いがした。
「抹茶は挽いたらできるだけ早く飲むのが一番です。夏は冷たいところで保管するのが良いけれども、冷蔵庫から取り出して常温に触れる際の温度差が一番よくないの。だから一番いい保管場所は胃の中よ」
と言いきったお店の方本人が大ウケしていた。
お店には宇治のお抹茶を八種類ほど用意されていた。一番安いのが苦味が強く、高額になるほど甘みが強くなるという。
「まずは一番安いものから試していけばいい。それで自分にあった味があなたの抹茶になるわ」
お店の方の言われるままに一番お安いお抹茶を1週間分いただいた。まるで処方箋だ。
「春の翠」10g 216円の宇治を20g。
いつものように抹茶バタードリンクにしたのだけれど、過去最高の鮮やかな緑色になった。
お店の方に言われた通り、すぐに胃の中に収めました。
大変美味しい抹茶に満足でございます。
下がこれまでの抹茶バタードリンク。